写真技術 #002 色の管理

まずは感情に訴えかけた初回の講義はいかがだったでしょうか?!

 

やはり映像は理屈ではなく感覚でみるもの。どこまでいっても情感からは逃れられないのです。きとんと自分の感情と向き合いましょう。

 

 

さて第二回。

 

機材の話から入ると思うでしょ!?

でもね、違います!

 

映像制作において最も大切なのは 撮影機材などではなく モニタなどの確認環境なのです。

 

つまり色の管理=カラーマネージメント。

 

みなさんはどのようなモニタで写真を見ているのでしょうか!?

 

mac or windows , 液晶 or CRT,  いろいろバラバラな環境できっと見ている事のほうがほとんどでしょう。

 

デジタル撮影時代の今となっては、そこに最大にして最も無視されがちな大問題があります。それがモニタキャリブレーションの問題なのです。

つまり購入したてのPCモニタはカラーマネージメントしない限り、嘘っけの色身を画面上に表示し続けちゃう!という問題です。

 

(くわしくはコチラのページみてね)

 

だから具体的な話だと、よく初心者は基準のないまま、好き勝手な色環境の中で勝手なトーンを思い込みで作ってて、自信作として発表するものの結果的に他人のモニタでは色身が違うために本意が伝わらず評価されないので落ち込んでしまったりしてます。

本来の色味ではないので伝わらなくて当たり前なのに、それを撮影機材のせいにしちゃったりしてたりする。で、つぎ伝わらない原因が機材だと思っているので、新たに機材を導入して新作を発表するものの、やっぱり伝わらない。でまた、機材購入、という悪循環。結構現実の写真界ではありがちな話です。(それはプロでもあったりしますからね=)

 

そう、キャリブレーションツールが高価なために、誰もが導入できる機材ではない!からそういう悲劇が起きちゃうのです。

 

実際業界標準の アイワン はRGBプリンタまでキャリブレーションとれる
i1 Basic RGB Output Module バンドルセット 

¥168,000- もしちゃいます!簡単な金額ではないので大概のアマチュアは目をつぶってやりすごそうとしますが。。。

 

プロ業界人の貴方ならさて、どうしますか!?

 

 

 

 

答え===

 

そこは皆さん、頑張ってキャリブレーションツールを必ず導入してください!

 

共同購入でも、知人に借りるでもなんでも良いのでとにかく導入です!

 

まず基準をつくって写真を撮らないと全てははじまらないばかりか、やみくもに作ってしまえば結果何もかも徒労でおわってしまう可能性大なのです。

 

 

 

 

 

逆に無事に導入することが出来たのならば

 

それは写真に於いて同業他社に勝ったも同然です。

 

なぜならあの色味=写真のトーンの迷路から 抜け出すのに成功したのですから。

 

そうしてやっと王道のちゃんとした写真技術のスタートを切ることができるのです。

 

まずきちんとした色味=写真のトーン基準を持つ。それには徹底した色管理=カラーマネージメントが不可欠です。

 

プロとしてユーザーやお得意様の感情を突き動かすにはしっかりとした立ち位置から誠意あるコミュニケートしないとビジュアルコミュニケーションは成立しないのです!

 

表面上のコミュニケーションでやりすごしてしまえば、それなりの結果しかでないのは自明の理でしょう。

過当競争なこの時代、制作業界で生き残るためには必要な場所にきっちり資本投下しましょう。

 

極端な話、キャリブレーションなしモニタで使う高級デジ一眼レフのデータよか、キャリブレーションありモニタで使う中古一眼デジのデータのほうが圧倒的に勝ちに行く画像を手にすることができるのです!とくに解像度の低くて済むweb画像ではね!

 

次回引き続き色の管理の問題を講義したいと思います。