2011年

5月

04日

写真技術 偏光フィルター

 

 

 

 

 

 

写真技術 偏光フィルター

 

 

いま、能登半島で撮影終わって次なる目的地移動中なので早速撮って来た素材で一つ。

 

光っていうのは乱反射で ぐしゃぐしゃしてるんですね、基本的に。

なのでそのぐしゃぐしゃを いかに解釈するか、でその写真の評価は決まる!と思っているんですが、

たった一個だけ光を整理できるフィルターがあるんです。

 

それが偏光(PL)フィルターです。

 

基本的にフィルターワークは大嫌いなんですが、このフィルターは乱反射した光をある方向のみの光に変換してくれる魔法のフィルターなんで、唯一僕のカメラバックに入ってるフィルターなんです。

 

上記の写真、能登半島の先端にある名も無い泉なんですが、そこからニョキニョキ生える雑木の光にそこはかと無く神秘を感じシャッターを押したのですが、結果水面の乱反射が勝ってしまったので、今一そのビューポイントがずれてしまっちゃいました。

 

そこで偏光フィルターで光の方向性を整えてあげたのが以下の写真です。

 

 

 

 

どうですか!?画面下部の枯れ草の部分の乱反射した光を整理することで一番見せたい画面中央部の雑木の光がビューポイントになることによって、ぬかるんだ能登の光が再現できてるよう見受けませんか!?

 

水面などの鏡面は乱反射が増幅されちゃうので、光の整理整頓が必要なんです

 

ただし、よく技術書にありがちなある種のトーンを狙ってのこのフィルターの使用は厳禁です。(三好和義さんなどの写真のまねにしかならないので)

 

逆光、順光、半逆光などに加えて、鏡面の整理整頓を是非意識しながら撮影してみてください。

 

光の方向性を変えるなんて、結構大それた事実に気付くはずですから。