2011年

5月

09日

写真技術 撮って知る喜び

 

 

写真技術 撮って知る喜び

 

 

関西滞在最終日、神戸からです。

今回のテーマは「撮って知る喜び」です。毎度僕の講義は概念的な話が多いのですが、それは写真が常に外へと飛び出して行くためのツールだから、なんです。つまりリアルな現実を目の当たりにしないと始まらない媒体なんです。

 

webクリエートやフォトレタッチと違い、撮影そのものは常に現実の物理的な条件に晒され、様々な状況(それは決して好条件とは限らない)と向き合い続けなきゃいけない。desktopでは絶対に成立しえない世界なんです。そこら辺の事情もあってか、webクリエートにおいて撮り下しは、ちょっと引かれていて、どちらかといえばレンタルフォト志向(暴力的には写真の無断使用)が基本になっているように見受けてしまうのですが、そこはやはり是非撮りおろしでwebクリエートして頂きたいと願い、今回のテーマとなるのです。

 

 

例えば「海」

 

上記の写真は石川県能登半島珠洲市あたりの某海岸なんですが、海の色身や透明度なんかは僕の記憶的には沖縄宮古島あたりのに近い、日本海なのに全然南国の海みたいな色身の印象なんです。

 

ただ、空の青みの深さが若干違う、その一点が珠洲の海岸足り得ている写真なわけで、それは紛れも無い事実なんですね。

 

きっとその事実は珠洲の人でも知らないだろうし、行って実際に撮影している僕しか知らない。ましてや、もしdesktopのレンタルポジだけでwebクリエートしてしまえばそのページは単なる妄想の羅列にしか過ぎなくなるのは当然で、結果PCを覗き込んでいるユーザーにしてみれば、そのサイトの印象が珠洲の印象になってしまうでしょう。

つまり誤った記憶が植え付けられてしまう訳で、何のための紹介=HPなのか本末転倒な結果になってしまうわけです。

 

 

裏を返せば、実際に撮りおろされた写真で構成されたHPならば、言葉にならないリアルな感動をユーザーに届けることだって可能なんです。

 

それはすぐ数字に目に見える結果には現れないでしょうが、ユーザーの脳内にはきっと素晴らしい印象=光の記憶が残って行くことでしょう。

 

つまり、どのような内容のサイトでもオリジナルで撮り下ろすことで、記録ではなく、記憶に残るサイトを制作することが可能なんです

 

 

そういうリアルを現実化する術がweb制作にある事実に気付いているクリエーターは未だごく僅かだと思われますので、

是非、正しい写真技術を身に付け撮り下し、

実際の光=記憶の光=web上の光 を 統一することによってもたらされるバイブレーション効果による、新世界のためのwebクリエートにも挑戦して頂きたいと思います。

 

同時多発、地域ごとにそういう完成された記憶の記録重視型のサイトが出来れば、きっと何かが変わるはず、と信じていますし これからの地方分権化されるであろうこの国にはそういうサイトが必要なのでは!?と感じずにはいられません。

 

(たとえば、その時ごとの村の長老の語り部と美しい風景がシンクロし続けるサイトとか。きっと100年後とか計り知れない価値が出てくると思うのですが)

 

将来に渡って、完成されことなく進化し続けるであろうwebクリエートの世界に写真を使った光への道=記憶の記録があってもよいのではなかろうか、と思う今日この頃。

 

 

震災後の新世界ではきっと新しいジャンルを生む勢いがwebの世界にも必要で、それはこれから出て来たりするんでしょうね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Cyrus (月曜日, 23 7月 2012 16:11)

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