写真技術 注視

 

写真技術 注視

 

今回はwebにおける写真技術のお話です。

手代木先生にwebクリエートの手ほどきを受けて早、三ヶ月。いよいよ授業も修了なのですが、webにおける写真を考える時、もっとも効果的と思われる方法に気付いたので書き記しておきます。

 

それはズバリ注視の目線です。

 

つまりwebの画面に対し、広角パンフォーカスで撮られた写真て、あまり意味が感じられないんですね。

何故なら広角パンフォーカスの絵というのは基本的に説明なので、それならば文章で充分事足りると思うからなんです。

 

ニュアンスを伝えるならば、毎度解説しているボケにかなうものはなく、またボカすには基本広角レンズは光学設計上向いていません。画角も広く注意も周辺へとひろがるようなパースペクティブがかかっているのでやはり説明むきなんです、広角の絵は。

 

このブログの写真のうち、お仕事写真以外の写真は殆どAPS-Cカメラの50mm~85mmくらいレンズで撮られていて何を見ているか、が非常に判りやすいんですね。+αでボケが入って来るんで情緒も加わり、よりページとしての言葉にならない情報量が激増するんです。

それに全体を説明的に見せるより、一部をちらっと見せた方が、ユーザーの想像力をかき立てやすいですし、見ている方をコチラ側へと引き込む効果が大きいんです。

 

(ここ二年間ぐらいアメブロ書いてるんですが、注視の写真を使って文章と上手くマッチングした時はアクセス数が伸びやすい傾向にあるのも最近気付いたりで)

 

あとモニタの大きさにも関係はあると思います。例えばB0ポスターならば広角パンフォーカスの雄大な描写も大きな効果を生むのですが、ほとんどのユーザーが20inchまでのPCならば、やはり注視の写真の方がなじみやすいでしょう。

何故なら殆どの人が注視しながらモニタを見ているからです。つまり覗き込んでいる延長線上には違う覗き込みを当てはめ、その効果を相乗効果で生みやすいんですね。

(道理でwindowsというわけですね)

 

というわけでちら見せの理論で是非blogに写真をアップしてみてくださいね。

きっと世界が広がるはずです。

 

 

上の写真は先日の能登半島へと向かう途中の長野と富山の県境での走っている車窓からの風景なのですが、それはそれはパノラミックな世界観の美しい風景が広がっていました。しかし、そこはあえて注視の目線、7DにEF50mmで撮影してます。

 

より印象的な光を一部分だけ切り取ってあげることで画面に写らない周辺を想像するような仕上がりを目指したんですね。

 

走行中の車内から適当にパラパラ撮ってる割には空気感まで写っていて結構お気に入りの一枚です。

僕の記憶なんて曖昧なんで、この一枚があの時の風景になちゃってます。これが広角の絵だったら、こんなダイナミックな写真にはなっていなくて単なるスナップ写真だったんだろうなあ、と思います。

 

なので、慣れないうちは画角の狭さに窮屈観すら感じてしまいますが、そこは「何を撮りたいのか」を見つける訓練だと割り切り、その注視の目線を是非手の内にして頂きたいと思います。

 

きっとそのページの奥行き観を増すような一枚を手にすることができるようになる!と思いますので。